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時短だニャ!!!
1.自信を付ける専門の教室
当教室は自信をつけてもらう為の教室です。
子どもを褒めているのに、なぜかそれが伝わっていない。その理由が分からない。
成功体験が蓄積されていかないという悩みを抱えた指導者の方がいらっしゃるかもしれません。もしくは、
”自信をつけさせてください”と先生たちに言われるけど、どう自信をつけさせていいのかやり方が分からないという、親御さんもいらっしゃると思います。
実は、そういった方々から相談を受けることが、多々あります。
当教室はこの”自信のつけ方”を知っています。ですから、当教室に通うお子さんは、よくしゃべるようになり、自己表現ができるようになるのだと推測しています。
レッスンの成果として、見えてくるのだと思います。
”できることは当たり前ではない””できないのは、やり方を知らないだけ”に着目して、子どもの気質やタイプにあわせて、褒め方を変えたり、課題を提供していくことにより、自信をつけています。
そして、忘れてはいけないのは、子供たちは傷つきやすいということです。
いかに「できない」と思わせないかを、講師たちは子どもたちと時間を共にする時、このことを念頭に置いて、スモールステップの課題を一緒にクリアしていきます。子どもたちを傷つけないように気持ちを上手に誘導していきます。
心から安心できる講師と一緒に”できること”を沢山認識してもらうことで、子どもたちは、今まで以上に自信がつき、最終的に「自分は一人で、できる」という思考に変わっていきます。
当教室の最終目標は、自立です。そのための根本である「自信」をつけていく教室です。
2.大門式表現力メゾットとは?
〇大門がこれまで10年以上の年月で1000人以上の子どもや、親御さん、大人の生徒さんを見てきた中で、見つけた、その人の本来持っている良い個性(性格、気質)を引き出すやり方です。
それらを引き出すには、まずは自分を知ること(癖や、思考を変化する)からはじまります。
講師が生徒さんの個性にあった、モチベーションの引き出し方を探ったり、マイナスに感じ取らない伝え方や、おもしろく感じてもらう為の表現を伝え、生徒さんの本心を引き出していきます。徐々に本来の自分に気づき、自分の意見を言いやすくなっていきます。
課題や変化したいことがあれば、信頼関係が出来てから、生徒さんが泣いてでも、自分を変革させる為の覚悟を決めてもらうきっかけを作り、自分で自分を変える!!と覚悟を決められた人のみが、変わっていきますので、その為のプログラム提供と伴走をしていきます。
自分を変える為には、思考、身体、声、心を変える必要があります。
ゴール(なりたい姿)まで、個別指導で、全力でサポートしていきます。
講師自身も概念にとらわれない思考力を持ち、公共の利益を考えて、大きい視点でものを見て行動できる人材です。
3.「やってみたい」を現実に
先ほどもお伝えしましたが、当教室の最終目標は自立です。自分らしく生きていく力を身につけることです。
その為、子どもたちが「やってみたい」と思ったこと、口に出したことは、否定しません。むしろ”やりたいことがあっていいね!”と伝えます。自分の気持ちに正直に、言葉にできただけでも、すごいことです。
トリッピーキッズたちの「やりたい!」と思ったことは、すぐに、レッスン内容や発表の場や社会で現実化できるようにしています。トリッピーの周りにいるピュアな、大人の専門職の皆さんの力を、借ります。
大人になると、考えていることが叶わない現実が多くなるようですが、私は、そんなことはないと思っています。
時間という概念や、締め切り、形を決めなければ、いくらだって現実にできると思っています。もちろん、その分の努力は必要だと思います。
子どもの時に、考えていることや、やりたいことが、現実になると知っていれば、大人になった時に、やりたいことが見つかったら、それに向かってがむしゃらに走っていけるのではないかと、私は考えています。
何かをやる前からあきらめない。理由をつけてやめることは簡単です。自分で叶えたいことは、自分で行動していかないと、現実にならない。そんなことを伝えたいと思っています。
だからこそ、私たち大人は、最大限の力を出して、子どもたちの「やりたい」を応援します。せっかく、子どもの心に「やりたい」という、尊い気持ちの芽が出たのであれば、それをつぶしてはいけないと、思っています。
私の思いに共感してくれている、大人の方たちに、トリッピーキッズたちの夢を現実にすることを、手伝ってもらっています。以下に、3つの「やりたい」を形にした事例をまとめました。
例① 舞台「ゴミが見える!」
「一から舞台を作りたい」という子どもたちの言葉から始まりました。
舞台を上演するまでの工程を、自分たちの力でやってみたい!という、演劇の好きな子どもたちのために、大人たちが”手伝い”という形で総力を注ぎ、上演までの制作工程を、子どもたちに体験して上演まで行いました。
子どもたちは、資金集めや、予算管理、集客(チラシデザイン、配布、DM等々)、宣伝(twitter、ブログ、動画)や、小道具と衣装作り。もちろん、脚本アイデアも行いました。オリジナリティあふれる奇想天外なストーリが出来上がりました。
公演を打つということは、1時間以上の作品で、お客様を満足させるクオリティを出さなくてはならない。お金をいただくということが、どういう事なのかを、子どもたちは、身をもって体験しました。
実際の稽古では、これまで行ったことのない膨大な量のセリフ。覚えるだけでもひと苦労。それでも、子どもたちは長い稽古時間や準備も、”自分たちで”を合言葉に、最後までやり通しました。
最後、皆で反省会を行った時には、子どもたちから”こんなに多くの人が関わってくれて感謝している”という言葉が出ました。
舞台制作の工程を知り、実体験することで多くの学びを得たようです。
そのあと、実際にゴミがどうなっているのか、渋谷のゴミ処理場の見学にも行き、社会問題にも向き合いました。
▼舞台「ゴミが見える!」2019年版のメイキング映像はこちら。
▼舞台「ゴミが見える!」の2019年版の公演映像はこちら。
▼舞台「ゴミが見える!」のあらすじ紹介動画はこちら。
▼舞台「ゴミが見える!」のHPはこちら。
▼朗読劇「ゴミが見える!」2021年版はこちらです。子ども夢基金事業です。
例② ホラー映画監督になりたい!
将来、映画監督を目指している子がいます。
この子は、ある時、何に対してもやる気がなくなり、学校での生活態度がまるで変わってしまいました。
その時、私は、やる気を出してもらいたくて、考えたことがあります。それは、彼の好きなことを行うというもの。好きなことであれば、夢中になれる!と思いました。
彼の周りには、大好きな、ホラー映画のことを思い切り話せる友達が誰もいませんでした。ですので、もし、ホラー映画の話を、思いきりできる友だちがいれば、生活にハリが出るかもしれないと思い、私の知人の映画プロデューサーに連絡しました。知人に、この子の”映画オタク友だち”になってもらうためです。
実際に会って、話をすると、みるみる、この子の表情が明るくなっていきました。
こちらの映画プロデューサーさんが「お前、そんなに好きなら、映画撮ろうぜ。お前の脚本&監督で。」と言って下さり、その後、実際に映画を撮る方向で、何度も打ち合わせをさせてもらいました。そのおかげで、脚本を書くという目的で、大嫌いな漢字にもトライするようになり、彼の目に光が戻ってきました。
今、彼は映画の撮影に向けて準備をしています。2020年12月には実際にホラー映画の現場でお手伝いさせてもらい、実際の撮影では、どんなことが行われているのか、その目で見ることができました。
これからも彼の夢に向けて応援していきます。
例③ お金儲けがしたい!
あるトリッピーキッズの将来の夢は、お店のオーナーになることです。お金持ちになって、お母さんを助けたいのだそうです。
大人になったら、飲食店を開いて、お店のオーナーになると決めているようです。
ですので、今の興味の対象は、”お金を稼ぐ”ということです。実際のお金を触って、商売をしてみたいとのことで、クリスマス会で、フリーマーケットを開くことにしました。
商品は生徒さんに募り、同じ演劇クラスの子たちに値札付けを手伝ってもらい、クリスマス会で販売をしてみました。
実際のフリマの時には、手伝ってくれる子がいたり、どうやったら売れるのか?値段は適正なのか?お客さんの反応を見て変えていたようです。
リアルな体験で、ビジネスのPDCAサイクルをまわしていたようです。
8歳で、実体験から商売の基本を学んでいます。
この日の売上は4,500円くらいだったようで、売上金は手伝ってくれた子どもたちに、バイト代として渡していました。もちろん、自分でも売上金をもらっていました。
将来の夢が変わったとしても、お金を稼ぐ大変さ、お金の価値、みんなが協力してくれるからお店が回ることは、覚えておいてほしいなと、思います。
▼手伝ってくれた子のバイト代
▼直接、バイト代を手渡ししているトリッピーキッズ店長
4.効果がある6つの理由
①個別
人間1人1人、個性や気質が違う為、つまずきの箇所や、できることも違います。同じ”話せない”という課題でも、心理的要因の自信のなさなのか、心を他者に開いていく自己解放なのか、原因が違います。そして、心理的要因以外にも技術的要因の文章力なのか、情報処理力なのか。それも違います。何につまずいているかで、で行うプログラムはちがいます。そして、モチベーションを高める方法も個々によって違いますし、聴覚か視覚のどちらで情報を取得しやすいかでも、講師の伝え方は変わってきます。これらを総合してプログラムを組み立て、アセスメントし、経過を見ていきます。継続していくことで成果が見ていきます。ですので、個別指導からスタートしております。
②伴走
人間、1人で延々と走り続けられる人は、稀有(まれ)です。寄り添って同じ目標を、同じペースで走ってくれる伴走者がいると、物事は続けられるものです。それに、人間にはバイオリズムもありますので、一人だとモチベーションが上がらないという時もあります。そういう時に伴走者の存在は大きいものです。
そして、課題が違う子供たちに合わせて、その日のプログラムも変え、気持ちを引き出し、目標に向けて進めていく、コーチングの要素もあります。
トリッピー講師が生徒たちの伴走者となり、あきらめずに目標達成に近づけるように、子どもたちと共に走ります。
③信頼
子どもにやってほしいことを、行動に移してもらう為には、
”誰が言うか(伝えるか)”が重要な場合があります。親御さんの言うことだと全く聞かない場合でも、その子にとって信頼できる人が伝えると、納得して行動に移してくれることが多々あります。”信頼できる第三者”からの言葉が、子どもに染み入ることも、これまでの10年で感じていることです。親御さんには言えないけど、講師には内緒で打ち明けてくれることも、数多くありました。
トリッピー講師は、生徒といち早く、信頼関係が築けるよう、同じ目線で、彼らの心に寄り添うことで、心の解放をしてもらうように心がけています。
④尊重
子どもと言えど、1人の人間です。自分の意見や感情を持っています。ですので、彼らが”こうしたい”と勇気を持って発言してくれたことは、否定せずに、全て受け取ります。
反対意見を伝えても心が折れないくらいまで、内面の成長ができたと判断した時に初めて、講師は、反対意見を丁寧に伝えていくようにしています。話すことが苦手な子は、他者に対して臆病になっていることがあります。ですので、その時その時のその子の気持ちや、意見を尊重することで、徐々に話をしてくれるようになります。子供が話してくれたことを、講師が実際に行動することで、自分でも「やれた」「話すと、現実が変わるんだ(人に伝わるんだ)」と理解することで、自信や自己達成感が高まっていきます。
子どもたちの心を尊重していくことで、自立心も芽生えていくことも、この10年で感じています。
⑤選択
トリッピーのレッスンでは、子どもたちによく選択してもらいます。
何か講師がやりたいプログラムがあれば「〇〇してもいい?」と質問し、「いいよ」言われたら、そのプログラムを行います。もし「いやだ」と言われたら、そのプログラムは行わず、同じような効果の望めるプログラムを再度提案します。彼らの気持ちが乗るまで、無理強いはしません。
こうして子どもに選択してもらうことで、自分が選んだことが現実になる心地良さと、「自分が選んだから、自分でやる!」という、自己責任感を出させる狙いがあります。
しかも、本人が選んで決めたことですので、もし、選んだ行動をしたいない場合は、講師側から「やれていないね」と指摘することもできます。
選択するという行為は、自分で選び、つかみ取る行為ですので、自立心、自己肯定感が育っていくと考えています。
⑥表現力
実は、子どもが受け取りやすい表現方法があります。
それは、喜怒哀楽のはっきりした表情や声や身振りで伝えることと、一文の中に1つの行動要請のみを入れることです。この2つを行うと、子どもは、とたんに理解しやすくなり、子どもが安心して、失敗しないで、安心して行動できるようになります。
子どもが間違わなければ、親御さんも注意する回数が減りますよね?!
この、子どもが受け取りやすい伝え方(表現)の、とても分かりやすい例が、”うたのお姉さん”です。いつも短い文章で語りかけ、満面の笑みで、なおかつ高い声で、ゆっくりとお話してくれます。優しい雰囲気も醸し出しています。手拍子をする時には、大きく手を動かしてくれ、子どもにとっては、とても分かりやすい表現なのです。
トリッピー講師に、演劇をはじめ、何かしらの表現活動を行っている人が多いのは、このためです。子どもが100%受け取れるように、表現力を磨き、普段から訓練と、受け取りやすい工夫をしています。
5.こんな悩みありませんか?
トリッピーには、以下のようなお悩みの方が、通ってらっしゃいます。一人で悩まず、一度体験レッスンにお越しください。
- 自分を出すのが苦手
- 人見知りをする
- 保護者から離れられない
- 挨拶ができない
- 他者と関わらない、関われない
- 学校や園で、友人関係に悩んでいる
- 伝える力を向上させて、日常生活をもう少し円滑にしたい
- 発音や滑舌がはっきりしない
- 表情が固い、暗い
- 話すことが苦手
- 自分に自信を持ちたい
- もじもじする
- 人に見られると急に恥ずかしがる
- 場面緘黙の疑いがある
- HSC,HSP(ハイリーセンシティブチャイルド)かもしれない
- 発達が気になる
- 家だと元気なのに、外に出ると急に発言ができなくなる
トリッピーキッズでは、マンツーマン・少人数クラスしかありません。
自立を目的にし、心の教育をするためには、子どもと濃密な信頼関係が必要です。そのためには、
大人数クラス編成では、難しいと感じています。
実際に、講師として、講師1名対生徒20名というグループレッスンを出張先のレッスンで行うこともありますが、20名と1名では、子どもと対峙する時間が、単純計算で20分の1になりますし、その子のことを100%目で追えている訳ではないので、正直、「濃密さ」という点においては、当教室の大切にしていることの観点から言うと、足りません。
確実に、子どもの個性や気質を見定めて、プログラムの内容を臨機応変に変えていき、
100%に近い確率で、こちらからの投げかけを受け取ってもらうことに、こだわっておりますので、マンツーマンか少人数のグループレッスンを提供しております。
「当たり前のこと」を、あたりまえに行う。
挨拶をする気持ちよさ、笑顔、会話のコミュニケーション、礼儀作法…特別なことは何もなく、日常生活を送る上での基本的なことを、大切にしています。
年齢や個性により、これらの事を伝える効果的なプログラムやアプロ―チ方法は違ってきます。ですので、子どもに理解してもらえるように、丁寧に時間をかけて、トレーニングをしていきます。
小学校入学の際、中学・高校受験の際、就職活動、職場…。将来、自立して生きていけるように、どこに行っても、通用する「当たり前のこと」を目標にしています。
心理学の行動分析をもとに、レッスンをしていきます。
お子さんの気になる行動や、お悩みに関しては、心理学の行動分析をもちいて、
お子さんの個性に合わせたアプローチ方法を探っていきます。一番効果的な方法は何かを、常に考えながら、お子さんとのレッスンに向き合っています。仮の原因を推測し、そのアプローチ方法を考え、実際に試してみます。もし改善が見られなければ、再度、仮の別の原因を推測して、また違ったアプローチ方法を試して、お子さんの成長をサポートしていきます。
6.社会とつながる
【本番があることで、社会とつながる】
トリッピーキッズでは、社会貢献活動として、高齢者介護施設を訪れてキッズミュージカルを披露させていただいたり、障がい者の皆さんと交流をさせていただいております。
全く知らない人たちの前で表現をするという経験は、普段味わえない緊張と、達成感を得ることができます。
特に、高齢者の皆さんは、ひ孫のような存在のトリッピーキッズたちと関わることを、心から喜んでくださいます。
さらに、終演後には、高齢者の皆さまと談笑タイムがあるため、普段のレッスンでは見えなかった子どもたちの姿を目にすることができます。
例えば、耳の遠いお年寄りには、耳元で大きな声で喋りかけなければいけないことを体感し、頑張って大きな声で話していたりする姿です。
このような外部の場所では、その場での臨機応変な判断力や対応力、それを表現する力が問われます。こうした体験によって、子どもたちは、無意識に、「自分で考えて、行動する」「表現することが、人の役に立てる」ということを学び、実社会で積極的に応用できるようになっていくものだと、私たちは考えています。
【なぜ、リアル社会で学ぶのか?】
実際の現場に出ると、レッスンの姿からでは想定できていなかった、子どもの反応が見られるからです。
まだまだ学びが足りないな、と感じる部分であったり、思った以上に素晴らしい部分だったり、素敵な面と改善の面の両方を、子ども自身が把握することで、次のステップへと繋がります。
学校や幼稚園や保育園、家庭では学べないことを経験して、 自分で周りのことを感じ取れるように、そして、行動できるようになってほしいと願っているため、実社会での学びにこだわっています。
【これまでの学びの機会】
- 代官山キッズコレクション2017:おはなしステージに大門まきと一緒にステージ出演いたしました。
- 渋谷区公式オリパラ1000日前イベントにて、にっこりキッズとして、ダンスを披露させていただきました。
- リュエル シャンテール様:2015年に、お年寄りのみなさんの前で、キッズミュージカルを披露させていただきました。(2017年イリーゼ用賀ガーデン様、他2施設様)
- 第2回「世界こどもサミット」にて受付のお手伝いをさせて頂きました。
- 2019年に、自然観察会に参加し、障がい者の皆さんと交流させていただき、車いすを押させていただいたり、様々な方のサポートをさせていただきました。
【お年寄りとキッズをつなぐプロジェクト】
都会の子育てに欠けているものは、おじいちゃんおばあちゃんとの接点と自然体験だと思っております。そこで、世代間交流のできる場ができないかと、老人福祉施設の方にお願いをして、交流をさせていただいております。子どももお年寄りの皆さんも、みんなが笑顔になればと思い、キッズミュージカルを行わせていただいております。
実際に、老人福祉施設に伺うと、お年寄りのみなさんは、子どもたちに、急に饒舌に話しかけてくださったり、昔を思い出されたり、私たち大人には見せない嬉しそうな表情を見せてくださいます。
この活動の狙いは、
子どもたちに、実際の社会に出て、本当の体験をしてもらうことによって、自分の年齢とは違う人たちとのコミュニケーション方法を学び、周りの方々への配慮、気づく力を体得することです。こういった活動の場合、交流する年代が多様なため、年上の子が年下の子たちの面倒を自然と見るようになったり、自分のことを優先する前に、周りにいるサポートが必要な子にサポートをしたり、周りを見ながら、準備片付け、ステージ出演をしなくてはいけないので、協調性を学ぶ場としても機能しています。
それ以外にも、トリッピーのレッスン時には、挨拶ができても、外部の場所に行くと挨拶ができなかったりするので、挨拶を習慣づける目的もあります。
初めての場所では、まず挨拶ができないと、不信感を抱かれたり、相手を怖がらせたり、プラスの印象を抱かれない可能性がありますので、挨拶は、コミュニケーションの基本として伝えています。
当教室の教育目標が、自立ですので、このような、外部の活動での様子が、成長の度合いを測ったり、個人の目標設定を定めるのに、役立ちます。
7.マンツーマンからスタート。入会までの流れ
トリッピーでは、このような流れで生徒さんたちに進んでもらっています。
【マンツーマンからスタートする理由】
トリッピー表現力教室の生徒さんは、グループレッスンに、最初から入れません。
なぜかというと、
グループレッスンは、その時々の子どもたちの希望に沿ったプロジェクトを遂行していきます。
その中で、私たち講師は、
子どもたちのコミュニケーション上で、気になったことなどを伝えていきます。
しかも、プロジェクトを通して子どもを見ているため、その子の内面の課題解決に向けたエクササイズは、グループレッスンには入っていません。
個人の内面に関することや、課題へのアプローチは、グループではできないのです。
なぜなら、グループでプロジェクトが遂行されていくからです。
もし、個別のエクササイズをしてしまったら、その時間、他の子たちには、その時間は待ち時間となります。
なぜなら、もうすでに、できているからです。
トリッピー表現力教室は、学校ではなく、福祉施設でもないので、
「みんな一緒」というスタンスではなく、個々に課題解決&s成長をするために、対価を頂戴しています。
個々に、「さらに、〇〇が上手になればいいな」「コミュニケーション力や課題解決能力を高めたいな」という想いがあって、通ってきてくださっています。
当教室が、企業ということもあり、サービス提供者としても、受講してくださってる生徒さんには、
なるべく効率よく無駄なく、提供したいと思っています。
そうなると、
「できるまで、待つ」ということが、グループレッスンでは難しいので、
マンツーマンレッスンからスタートして、基礎力を高めてもらっています。
他者とのやりとりが遠慮なくできるようになってから、グループレッスンに移行してもらっています。
マンツーマンレッスンでは、
プロジェクトがないため(目標はある)、
とにかく、生徒個人と講師が徹底的に向き合います。だから、成果が出ます。
個人の内面や、考え方、親御さんの接し方などをお伝えします。そして、自信を持たせ、自己肯定感を高め、自発的に物事が言える状態にしていきます。その次に、コミュニケーションが取れる状態を目指します。
レッスンを通して、私たち講師は、生徒自身の気づきと行動を促すコーチングの役割も担っています。
グループとマンツーマンレッスンでは、こんなにもやっていることが違うのです。
だから、トリッピー表現力教室は、グループレッスンには、最初から入れないのです。
話せるようにしたいなら、グループに入れないで、マンツーマンで、徹底的に向き合って、
自信をつけてから、自分のことが言える状態にする方が、結局のところ、時間もお金もコストダウンです。
「グループに入れて、周りの友達からの刺激をもらっていたら、話せるようになるでしょう」と、思われたりする方もいらっしゃいますが、実際にそのパターンでも、試してみましたが、ものすごい時間がかかりました(2年くらい)
マンツーマンにして、その子に100%向き合って、自信をつけてもらって、その子にあった効果的なプログラムを行う方が、時間も短く、成果も高かったです。
これは、10年やってきての、私の経験からくるものです。
しかも、すでにグループに入っている子たちは、よく喋ります。
そして、気持ちも優しいく、面倒見もよくて、意見を言えない子たちがいたら、配慮して待ってくれます。
そういう状況ですので、
すでにグループにいる子たちのためにも、喋れるようになってから、グループレッスンに合流した方がいいと、感じています。
この流れは、トリッピー表現力教室には、欠かせないことだなと思い、
今は、このような流れにしています。
【発表会があります】
年に2回、発表会を行っています。
クリスマス会と3月末のステージ発表会です。
クリスマス会では自分のやりたいと思った演劇以外のことを行います。もちろん、演劇がやりたい子はステージで演劇をしますし、個別で、歌やダンスを披露する子、他にもケンケンなどの体操や、自身の興味を持って調べていることを発表する子もいます。子どもの「やりたい」気持ちを尊重しているため、内容は、その子次第です。それと、クリスマス会では「交流」をテーマにしているため、出店や謎解きなど、その時の子どもたちのアイデアで、ステージ以外のお楽しみもあり、子どもたちが運営しています。
3月末のステージ発表では、マンツーマンクラスの子は自分の選んだプログラムを、グループクラスの子は自分たちで創作した演劇を行います。
人前で表現することを上達させようと思ったら、回数を重ねることです。回数を重ねていくことで緊張しにくくなるようです。これも10年以上、子どもたちの様子を研究してきて実感していることです。
過去の発表会の記事はこちらです
2021年12月クリスマス会のレポートはこちらです。