【話すのが苦手】【自分の意見】選択性の質問にして言葉がけをしよう。その1★

★【話すのが苦手】【自分の意見】選択性の質問にして言葉がけをしよう★

大門式表現力アカデミーの大門まきです。

 

小学校受験をする年長さんでよくある悩みが、

自分から話せない、というもの。

他にも、小学生の悩みでも多いのが、同じく、自分から話しかけられない、や、自分の意見を言えない

というのものです。

 

そういう場合、私はレッスンで、質問をする際に、答えやすいように、

選択形式にしています。

 

例「今日は、ボールと、絵本、どっちがやりたい?」という風にです。

 

たいてい、2択だと答えやすいです。せいぜい、3択までにするようにしています。

選択肢が多いと、決められない子も中にはいますので、決めやすいように、2択or3択にしています。

 

決めやすくなれば、考える時間も減るので、親御さんのイライラも、少しは減るかも?と思います。

 

それと、大事なのが、この後です!

それは、選んでくれた選択肢を、実際に行うことです。

 

せっかく、子供が、言葉で「ボールがいい」と言ってくれたことに対して、

「やっぱり、風船がいいから、風船にしよう」と、こちらが言うと、

子供は、「え?じゃ、さっき選んだのは、何だったんだよ~?!せっかく言葉で言ったのに~」

という、嫌な気持ちになります。

 

言葉を使ってのコミュニケーションの機会を増やしていき、

その回数が増えていくことで、自然と言葉でのやり取りを増やし、

自分の意見を言うことが身につくことが狙いですので

やはり、どんな選択であっても、子供が選んでくれたことを、実際に現実化してもらえたらと思います。

 

大人になると、想像したことが現実になることって少ないですよね。

せめて、子供の時には、楽しい想像や希望が、なるべく現実になるように、

「考えたことは、現実化する」ということを潜在意識に刷り込んでいけたらとも思っています。

 

無意識にでも、「考えたことが、現実化する」と思えれば、そこから、行動力に変換していけるのではないかな?と

思うのです。

 

私は割と、自分で考えたことを、どんどん行動に移すタイプなのですが、

それは、子供時代から、考えたことや希望を「そんなの無理よ」と言われずに育ってきたからじゃないかな、と推測しています。

親も仲良しの友達も、あまり否定的な子はいなかったように感じます。

(もしかしたら、言っていたのかもしれませんが、私には聞こえてなかったのかもしれません(笑))

 

けれど、20代の頃、故郷の広島を離れ、東京で一人暮らしをしはじめ、

社会を知り、人間関係が複雑になり始めた際に、

周りの方々からの、言葉や批評に傷つきました。どんどん自分に自信がなくなっていきました。

(稚拙でしたしね、、、)

今思い返すと、「それは、○○だから、無理でしょ」と言われることが多くなったことも一因ではないかと思います。

 

多分、実行力があるけれど、

もう少し建設的に、骨組みを考えてから、行動していくと、「いいね!」と背中を押されたのかもしれませんが。

 

 

他者に話すことを臆せずに行いたい場合は、

「話しても大丈夫」「話すのは当たり前」「傷ついてもいいや」というような、批評に負けないハートが必要です。

 

 

小さい子の場合は、

選択制にして、「自分の意思を尊重してもらった!やったー!(^^)!」

という気持ちを育てて、

「話すと、何かいいことあるなぁ(^_-)-☆」と感じてもらい、

話すことが日常的になるような、流れを作るのが効果的ではないかと、この7~8年のレッスンで取りだめた私のデータが申してます★

 

 

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▼昨年の発表会の演劇クラス。わざとらしい演技は好きじゃないので、ナチュラルです。映像での仕事でも通用するように。

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