【小学一年生】幼稚園と小学校では違うことに戸惑っているようです。

表現力で、人生がゆたかになる。

自分の個性を自覚し、周りにも伝えよう。

辛いことは、自分を認められず、生きること

 

コロナで、今年4月入学の一年生たちは、

実際の学校に通うまでにブランクがありましたよね。

ここ最近で、ようやく、

毎日学校に行くようになり、

学校で過ごす時間も、午前中だけだったのが、

午後までと長くなりました。

トリッピーキッズの新一年生たちの様子を見ていると、

この環境に馴染むのに、

心身がついていってないように感じます。

「疲れた〜」と、よく言います。

ワクワクで春休み(通常なら2週間くらい)を過ごし、

「よし、小学校に行くぞー!」と意気込んでいたでしょうに、

出鼻を挫かれて、家にこもる時間が長く、

オンラインで小学校が始まったものの、

時間が短かったりして、

まだ集団生活に慣れていないかな?!と、推測します。

徐々に、学校が開始したものの、

半年くらい、ポーっとしていたので、

学校生活、集団生活の感覚を掴みにくいのではないかな?と。

私たち大人であれば、まだしも、

6歳という年齢であれば、

環境の変化に合わせるのが、大変なのかな?と思いました。

 

今日、トリッピーキッズたちと話していて、

気づいたのは、

幼稚園保育園の時と、小学校とでは、

求められるレベルが違うので、

そのレベル差に戸惑いを感じている、ということ。

ある子が、こんなことを言いました。

「ママが上手って言うひらがなを、学校の先生は、ダメって書き直すんだよ。なんで?!

いいじゃん!!

だから、学校の先生はちょっと嫌い。意地悪だよね。」と。

た、確かに!!!

きっと、

学校の先生は、美しい字を目指して、トメやハネや、文字の空間とか、

そんなことを注意されるんだろうなーと思いました。

(私は、習字を習ってたので、トメハネ等やりました)

今まで、幼稚園や保育園では、

トメハネとか気にせず、書けたらOKというレベル感でやっていたのに、

小学校に行ったら、書けるだけではダメで、綺麗に忠実に形をマネできないとOKにはならない。

これは、小学校の先生によりけりなので、どのレベル感でOKになるかは、今後どうなっていくか、、、ですよね。

この子がだんだん、「美しい字」の概念を、

先生に合わせるか、

先生が「まあ、いいか、このくらい」と、緩めてもらうかかなぁ。

今、小学生になったばかりだから、

先生の求めるレベル感にだんだん合わせていく過渡期なんだろうな、とも思います。

ただ、他の子も、

「私、字が綺麗じゃないからー!」と言っていて(涙)

「だから、書いた紙は待って帰りたくない」と言っていて💦

私から見ると、

今日来た3人は、みんな、ひらがなが綺麗に書けている!!

すごく綺麗だから、

そんなこと、言わないでー!!!

って伝えました。

私が小学校の先生だったら、

書けてるだけすごいし、もうバッチリ!って言うと思います(笑)

今日のレッスンでの気づきは、

こうやって、他者や環境から、

自分の求めるレベルと、他者が求めるレベルを知っていくんだなーと、感じました。

確かに、自分は「これでよし!」と思って、仕事を提出しても「やり直し!」ってこと、ありますもんね。

自分の価値観やレベルと、他者のそれらとをすり合わせしていくことで、

学ぶんだなーと感じました。

あともう一つの気づきは、

他者の言葉や環境によって、

得意と感じることもできるし、不得意と感じることもできるな、と。

他者の言葉から、自己を知ることにも繋がる。

得意なことも不得意なことも両方あっての「自分」で、

その両方を認められる自己肯定感を育てることが、

私たち導く側の人間としては、大事だなー、としみじみ感じました。

年齢の成長とともに、

他者の視点を知れるのは、とても素晴らしいことだけど、それに押しつぶされることなく、

自分に対する自信は、なくさないように育てていきたいなーと、

強く感じました。

そして、

小学校教育ってなんだろう?

とも、自分の中に疑問が湧きました。

すごく有意義な問いが生まれて、

本当に良かったです(^^)

日々、感謝です。

 

 

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