昨日の12月3日、皆様のおかげで、
無事にクリスマスイベントを終了することが出来ました。
今回は、港区の天現寺スクエア1階の、多門ホールさんをお借りしてのイベントと
させていただきました。
合計で80名~90名くらいの親子のみなさんが参加してくださり、
スタッフ出演者を合わせると、110名~120名くらいいたのではないかと思います。
おかげさまで、とにかく、大賑わいとなりました。
今回のクリスマスイベントは、
私も初めてやってみた内容ばかりです。
コンサートとワークショップを融合し、最終的にはカオス状態になるといいなーと。
今回のイベントの目的は、
当教室の教育目標は「自立」にあるため、そのために何が必要かな、と常に考えています。
でも、面白くないと、子どもが自主的に行動しないし…
自主的に行動するからこそ、それが自然に学びにつながるので。
やらされていることは、効率が落ちると思いますし、
出来れば、楽しんで学べる年齢のうちであったり、楽しめるような工夫が出来る内容であれば、
提供側が、頭を悩ませて、一生懸命工夫をすればよいと思うのです。
で、
コンサートの中に、
ワークショップを交えたり、初対面の子同士でも仲よくなれるような仕組みを、
いたるところ(内容や、会場内など)に、配置しておけば、いいかなーと。
そして、最初は緊張しながら静かに見ているでしょうけど、
最終的には、皆が持ちつ持たれつの状態になると、素が出て、
会話や雑談も自然に生まれて、
これこそが、私たちがいる「社会」じゃないかな、と。
一般社会も、混沌としていますもんね。
イザナミとイザナギも、混沌からこの世界を作りましたしね。
そんな小社会を作り、そこから、自分の好きなものを見つけて、
子供が「これ、やりたい」と言って自己主張をしてくれたらいいな、と考えました。
なので、
取りとめもなく、1部では、
①バイオリンとピアノのソロ。普段なかなか聞けない音楽を聴いていただきたかったため。
②私が演じさせていただいた、トリッピーオリジナルの子供参加型豪華紙芝居の「グラブ君のおはなしステージ」
にはじまり、子どもたちをバンバン、ステージ上げて、親御さんに見てもらい、
お友達に触れるような内容にし、実際のクリスマスツリーに飾りつけをしてもらいました。
自分で、「このイベントに参加してる感」を自覚できると思ったからです。
自分たちで作っていくことに参加すると、責任感も生まれますし、愛着も生まれます。
この段階で、子どもたちの心をわしずかみ!!
③年長さんの歌の上手い子の歌ステージを披露。
同じくらいの子が、一人で歌う様子を見て、刺激になればと思いました。
④トリッピーキッズたちのミュージカルステージ。
こちらも見ている方々が参加していく内容なので、手拍子などで一緒に盛り上げてもらいます。
トリッピーキッズたちなので、盛り上げ方はまだまだつたないところはありますが、
生徒たちの各人の力量に合わせて、セリフ等も私が構築しておりますので、
彼らの成長の為もあります。
⑤プロのオペラ歌手でもある寺尾先生の歌。
もはや、圧巻!!歌い上げた後の観客の皆様の心からの拍手を聴けば、
もはや言うことはないですね!
本物を、みなさんに聴いていただきたかったので、良かったです!
⑥リンホブデイさんによる、英語のクリスマスソング。
英語の曲や英語の発音で、日本語だけではないことを伝えたかったので、入れさせていただきました。
こちらもプロの歌手ですし、バイオリンとピアノの生伴奏で、豪華でした。
海外の方もいらっしゃるという認識をなんとなくでも、持ってほしかったため。
⑦トリッピーオリジナルで、今回、私が見てみたい景色として、
大人も子供も、皆がマスクをしてステージ立つと面白いだろうな~と思って、
いつも映画音楽を一緒に制作させていただいている方に作曲をお願いし、私が作詞をして、
「ミニゾロ」という、解決ゾロをモチーフにした曲を作成しました。
まずは、みんなで、ゾロのマスクを作るところからスタート。思い思いのシールや羽をはっつけていました。
そのあと、ミニゾロのダンスレクチャーをし、そのあと、
ステージで皆で、仮面をかぶって、発表!!
全員が、マスクをつけていて、こちらも圧巻!!!!
私のみたい景色を見ることが出来ました。
各人の、かっこいいマスク創作に、人前でのダンスに、本当に楽しい時間をすごさせていただきました。
そして、
2部では、トリッピーの教育理念に賛同していただき、子どもたちのために、ひと肌抜いてくださった企業さんたちのブースが、
全部で5つ出て、各人、好きなところからワークショップに参加していました。
⑧バルーンアートは、ソニー生命さんが。バチンと割れることなんて、子どものほうが気にしてない(笑)
子どもの方が先入観がないようで、ばんばん風船を回して、剣の形にしていきます。
⑨アップルパイにデコレーションは、恵比寿にある、農家の鉄板キッチンLUCKさん。
私と同じ、広島県庄原市の野菜やスタッフさんがやっているお店で、安全な食の提供をしてくださり、売店では
コロッケを販売したりもしてくださいました。子どもたちは、自分の好きなように、スイーツを盛れるので、
大いに楽しんで、自分で作ったものですから、お気に入りの一皿になる訳なので、
もちろん完食!
⑩段ボールワークショップMoco-yaさんは、ピンボールのゲームをお好きにどうぞ~方式で、
初対面同士の子たちが、みんなで遊んでいたりして、仲よくやっていましたし、
グルグル動物クリップの作成では、小さな指で集中して、紙を折り曲げていました。作りたい一心なので、無心になって作っています。
小学校受験の巧緻性も、こんな風に面白く見せたら、子どもたちは楽しんで練習するだろうな、と思いました。
好きなこと、作りたい目標が、見えているから、頑張れますよね!
⑪かりんとうの株式会社アチェロさんは、子どもの頃夢にみた、お菓子の家!
屋根の部分がチョコレートになっていたりして、見るからにおいしそうです!
かりんんとうの雪だるまに、顔を書けたりして、自分だけのかりんとう雪だるま君を生み出せちゃいます。
私みたいに想像力がたくましい子だと、心の中で、一人でこの雪だるま君でセリフを作って、頭の中で劇をしていることと思います。
⑫トリッピーからは、クリスマスリース作り。様々な材料を集めました。
自然のものである、松ぼっくりやどんぐり。そして、人間が作ったものの、リボンやきらきらした装飾物。
社会も、自然と人間が作った人工物と、結局のところ、融合していかないと両方上手くいかなくて…。
どっちもないと、困るから。どこまで伝わっているか分からないけど、自然物も人工物も両方ともに感じてもらいたいな、と思いました。
両方ともを上手に組みわせてもらえたらと。
そして、自分のお部屋に、思い出の品として、持って帰って飾ってもらって、今日の楽しい思い出を、もう少しだけ心に取っておいてもらって、あとで、思い返してニヤニヤしてほしいと思いました。
そして、2部の途中には、
⑬お店屋さん体験も入れました。協賛企業さんから預かった商品を、箱に入れて、その箱を、首から下げて、
会場内を「いらっしゃいませー」と言いながら練り歩いたり、マイクを使って、商品の説明も言ってもらいました。
声を自分からかけられる子もいれば、無言の子もいるし、子どもそれぞれ。やってみてわかることがあるはずなので、
各年齢や個性に応じて、感じ方は様々だったと思いますが、
まずはやってみることが大切なので、先着順ではありましたら、トライしてもらいました。
そんな可愛い子どもたちの売り子さんが通るたびに、
参加者の親御さんやスタッフさん、協賛企業さんが、商品を買ってくださり、売り子体験の子どもたちも顔をほころばせておりました。
人の役に立つこと、仕事をすることの喜びに繋がればと思います。
実際のお金にも触れていましたし。協賛企業のみなさんや、実際に購入してくださった皆様に感謝です。
⑭最後は、出演者の皆さんで、「サイレントナイト」を英語で歌いました。
みなさん、良い感じに、ワークショップの手を止めて聴いてくださっていて、配慮や気配りの出来る方々だなぁ~と、しみじみ。今回参加してくださったみなさん、心の優しい方ばかりだったので、ステージ上にいても、運営で会場を走っていても、それは感じました。
以上、本当に盛りだくさんの内容だったと思います。
今回、トリッピーの教育目標である「自立」
そのためにはどんな内容にしたらいいのか?
そして、参加者も、企画した私も、スタッフのみんなも出演者も楽しむためにはどうしたらいいのか?
考えました。
その結果が、当日表れて、
カオス状態になり、それぞれが、個々に発言し、共感し、
共感しないこともあり、表現し。混沌とした感じで、でも、なんだかほわ~っとした空気感で、
子どもたちの笑顔が沢山見られて、
思う存分、自己開放してもらえて、開催してよかったな、と感じました。
本当に、皆様のおかげだと思っています。
これからも、私、トリッピー表現力教室は、
「自立」をテーマにして、レッスンやイベント内容を考えていき、
皆様にお届けできればと思っております。
これからは、「個」の時代、多様化の時代、と言われてますので、
今現在、当たり前という概念のものが、どんどん崩れてくると思います。
その時に、それぞれ、大人も子どもも、どうやって生きていくのか、
自分だったら、どうするのか?
そんなことを、自分で考えて、行動できる人間でないと、太刀打ちできないかも?知れません。
もしかしたら、全くそんなことないのかもしれないけど、
とにかく、
自分が「これだ!」と思うものを、一生懸命に追いかけて、探求していく人生であれば、
おのずと、人生歩んでいけるのではないか、
自分の好きなことをしていくのが、幸せではないのか、
と、
常々感じて、毎日過ごしておりますので、
そんな同志を、大人でも子どもでも、より多く共感してくれる仲間が増えていくと、
きっと、より良い社会、思いやりにあふれば社会が来るのではないか、と考えています。
そのために、私が出来ることは、
トリッピーを通して(通してない場合もあるけど)
悩んでいる大人や子どもに、「大丈夫だよ。自分でいいんだよ」と、
自信を付けてもらうことではないかと思います。
そのツールとして、
演劇で学んで表現の技術であったり、心理学の行動分析だったり、
コミュニケーションスキルだったり、、、、
そんなことを使っているだけなんじゃないかと、自己分析しています。
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