【小学校受験】【親御さんの心配】指示が出ているのに、周りの子のを見てから行う。

★【小学校受験】【親御さんの心配】指示が出ているのに、周りの子のを見てから行う★

「胸を張って生きる」

「表現は手段。ゴールは真の自立」

大門式表現力アカデミーの大門まきです。

 

女優としての経験からくる表現力と、

心理学の理論と、これまでの1000人以上のお子さんへのレッスンなどのデータから、

効果的な手法を取り入れて、表現すること、人生の豊かさを伝えています。

 

さて、

小学校受験の親御さんからよく相談されることがありますので、

こちらに書きます。

 

 

相談は、「先生からの指示が出ても、すぐに取り組まずに、周りの子の様子を見てから、指示行動をする」というものです。

 

このご相談も、毎年来ます(^^)

 

 

これは、2パターン理由があると、私は考えています。

1つ目は、まだ、自立心が育っていないため、団体でいる際に、先生対自分を1対1と認識して、対峙しておらず、

先生対全体という意識で、ぼんやりとその場所に参加しているため、先生からの指示があっても、「え?本当に?それって、本当に今やるわけ?そうなの?!」みたいな気持ちになり、

周りを見て、他の子たちが、先生の指示を聞いて、どういう行動をとっているかを確認してから、「あ、本当にやるんだ、うんうん。わかった」みたいな気持ちで、理解した後に、

行動に移していく、というパターン。

 

内面の発達が、まだ自立するところまで行っていないパターンです。

発達具合によるので、それを急かされても、本人にはどうしようもない。

ですので、周りを見てから指示行動を行うからと言って、お子さんを怒ったりはしないでほしいな、と思います。

 

言葉がけとしては、

「先生の言われたことに、自分だったらこうする!と言うことをやれば大丈夫だよ。周りのお友達もきっと、同じことをしていると思うよ」と伝えればいいかな、と思います。

 

 

 

もう1つのパターンは、完全に自信を無くしているパターン。

塾や親御さんに、怒られすぎていたり、点数を気にしたり、認めてもらえなかったりして、自己否定をしていて、自信がないために、周りを確認してから、行動を行うパターンです。

これだと、周りをきょろきょろ見る感じです。

前者は、周りをぼーっと見る感じです。

 

 

1つ目のパターンだと、親御さんは、わが子の発達に焦るかもしれませんが、

焦っても仕方がないということもあります。

それはそれ、と見守るという心持も必要です。

 

2つ目のパターンだと、お子さんへの接し方を変えて、自己肯定感を上げていく必要があります。

コチラのほうが、ちょっと課題としては、大変かもしれません。

 

 

当教室の場合は、

2つ目のパターンに陥ってから、いらっしゃる子もいます。

自信の付け方なんて、どう教えたらいいのか、わからない場合がありますし、

親子関係で、少しこじれている場合や、甘えが出ている場合は、親御さんの話をお子さんが一切聞かない、ということもありますので、

当教室のような第三者に、自信をつけてもらうということも有効です。

 

 

1つのパターンだと、今日も生徒さんに、このようにお伝えしましたが、

怒っても仕方がないことですので、情報処理力を上げるトレーニングを自宅でも行いましょう、とお伝えさせていただきました。

 

 

 

親御さんは、教育ママになりたくないのに、

いつの間にか、変身してしまっていることがあります。

 

時々、「ふぅー」と深呼吸をして、

冷静に、今の状況を見てみるのも良いかもしれません。

 

 

 

▼演劇クラスの様子。ダンスに興じています。発表会まであと3週間。

ダイナミック・ダンス。

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